ロックン・ロール

SIer。キャリアと生き方。

岡本太郎

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大学受験をしている時に友人に借りたのがきっかけで岡本太郎の本に出会いました。

 

(その時友人は慶応大学の1年生、ぼくは浪人生でした。)

 

題名は『自分の中に毒を持て』です。

 

それまでのぼくは勉強が好きではなく、本も全く読まないタイプの人間でした。

 

ですが、浪人をしてその後の人生に危機感を覚えていたぼくは友人におすすめされた本を素直に読んでみました。

 

その本を読んで全体として感銘を受けたのですが受験を乗り切る上で特に心に残ったフレーズがあったので紹介します。

 

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・危険だという道は必ず、自分の行きたい道なのだ。

 

・僕だってしょっちゅう行き詰っている。行き詰った方が面白い。それを突破してやろうと挑むんだ。もし、行き詰らないでいたら、ちっとも面白くない。

 

・自分自身にとって一番の障害であり敵なのは、自分自身なんだ。その敵であり、障害の自分をよく見つめ、つかんだら、それと闘わなければいけない。戦闘開始だ。

 

・自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。

 

・僕は生きるからには、歓喜がなければならないと思う。歓喜は対決や緊張感のないところからは決して生まれてこない。

 

・人間には、自由という条件が必要だ。

自由というのは、たんに気楽にやりたいことをやるのではない。そうではなく、できるかぎり強烈な人生体験を生きるのが、自由の条件だ。

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どうでしょうか。

 

19歳の時のぼくはこういった考え方に出会ったことがなかったのでずっと親や教師に怒られないように保守的な生き方をしていました。

 

ですが、この本を読んだときに初めてもっと挑戦的に生きていいんだと思ったのを覚えています。

 

これらのフレーズを胸に志望大学に進学しその後の人生を歩んできましたが、社会人になってからは「一度レールを外れると二度と戻ることはできないのではないか」という保守的な気持ちと「もっと挑戦的に生きないと生きる意味がないのではないか」という岡本太郎的な気持ちに挟まれ、結果として保守的に当たり障りのない生き方を選択してきたように思います。

 

そんなぼくが『自分の中に毒を持て』を再読してまたもやハッとさせられました。

 

その一説がこちらです。

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『自分の中に毒を持て』より

 

「人生についての勉強は、いずれ学校を出て実社会に出てからにしようと思っている。

 

そして実際に実社会に出てしまうと、会社とか勤め先では人生的な勉強をする必要が全然ない。

 

会社内の事情に一応明るくて、上司同僚いずれ来る後輩との人間関係さえ適切に処理すればことは足りる。

 

だから、自分は何か生きがいをと考えるのはバカらしくなる。

 

会社は忙しいし、夜帰ってくると疲れているし、そのうち女房を持ち子供を持つと型通りの生き方しかできなくなる。

 

大体ここで人生を諦める。余計な本を読んで学んでも腹の足しにはならない。

 

それよりも、ゴルフをうまくなろう、などと考えて思考をストップしてしまう。」

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まさにこの道のりをたどっています。

 

働いているとあれこれ考えるのがアホらしくなり楽な方に流されてしまう。

 

このままいくとそのうち女房を持って子供が生まれて型通りの生き方をすることになるでしょう。

 

もちろんそれが悪いわけではなく、自分がどういう選択をするのが一番幸せなのかを考え抜くことが大事だと思っています。

 

具体的には、このまま今の会社で年を取っていく保守的な生き方かお誘いをもらっている今より会社規模が1/100ほど小さく給料も低いが、自分の価値観に合った条件のある会社でその会社を大きくするためにがむしゃらに働いてみる挑戦的な生き方か、もしくはそれ以外のキャリアかを選択、決断しなければと思っています。

 

さあ、どうするか。